2015年04月28日

中国も“環境税”導入か?

環境破壊と経済発展の著しい中国が、4月から“高級品”
へ増税することを決定した。12年ぶりの大幅な税率改定で
ある。一応、消費税のような形を取っているが、増税の対象
が大型車やゴルフ用品(クラブとボール)、プレジャーボート
ト、割り箸など環境へ悪影響を与えると考えられるものに
絞っているところを見ると、一種の環境税と見ることもでき
るだろう。高級時計には+20%、ゴルフ用品とプレジャー
ボートには+10%、床用の板材と木製の使い捨て箸には
5%の税金が新たに課せられる。また、急速に増え続ける自
動車は、排気量が1-1.5リットルの車は従采の5%から
3%に下げ、4リットル以上は8%から20%に上げるなど
“グリーン税制-を明確にする。23日の「へラルド朝日』と「朝
日新聞」の夕刊が伝えている。

この税制改定で、中国政府は環境保全に加えて、省工ネと
貧富の差の縮小も意図しているようだが、主な狙いは自家用
車の規制である。中国は一応、社会主義を標傍しているが、
個人用の自動車の販売台数は2000年に64万台だったも
のが、昨年は一気に310万台にまで増えた。これによって
燃料の消費量は急拡大し、大都市では大気汚染が深刻化して
いる。今回の増税はこれら自家用車のうち大型車を狙い撃ち 
するから、国内メー力一よりも海外メーカーへの影響が大き
いだろう。特に、大型乗用車やジープを製造するダイムラ_
=クライスラー社にとっては痛手だろう。さらに、7月1日
以降に販売される自動車に対しては、より厳しい燃費効率が
義務づけられるというから、欧米の自動車メー力一への影響
は大きいだろう。

私は、中国政府のこの明確なメッセージを歓迎する。自由
主義経済下ではこれほど思い切った税率変更は難しいのだろ
うが、環境破壊と化石燃料の消費増大の-先頭-に立ってい
るような国だからこそ、温暖化防止のためにできることはど
んどんやってほしい。ただし、今回の増税には「航空燃料」
が実質含まれていない点が、気になる。今後もこの国での販
売の急増が予測される自動車は、これによって「燃費のよさ」
カ遇大のセールスポイントになる可能性があるから、日本産
のハイブリッド技術がさらに普及していくだろう。
posted by コウベビューティーのナノエモリエントジェル at 16:37| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする